東大卒看護師は思った。看護学生よ、その勉強法では心が折れる:【ダメな国家試験直前の過ごし方】

こんにちは、看護学生さんに正しい勉強の仕方をお伝えするシリーズの第二回です。

「なぜ正しい勉強法が大切か」ということはこちらの第一回に書いてありますので、良ければそちらもご覧頂ければ幸いです。
 

 

 

さて、第二回の今回はタイトルの通り、3日後と目前に迫っている看護師国家試験についてです。

私も、東大に入る前と入った後、それはそれは数えきれないほどの試験を受けてきました。特に高校時代は試験の点数そのものが私の生きる意味になっていたので、ともかく必死に試験準備をしたのを覚えています。

その経験から、「試験直前に、これをやると結果に悪影響が出る」と私が感じていることをお伝えしていきます。

 

一言で大切なことをお伝えすると、それは

過度に不安にならず、本来の能力を試験で発揮できるだけのコンディションを整えること」です。

 

 

 

最初から最後まで、全ての復習をする

 

教科書の読み返しは禁物

試験直前で不安が大きくなってくると、これまで覚えていた自信があったものまで、「あれ、本当に覚えているかしら」と身体の内側がゾワっとするような感覚に襲われます。そうなるともう全てが不安に思えてくるので、とにかく参考書、問題集、教科書を端からはじまで捲って読み直す、ということに。。。

これはやめましょう
時間と記憶力と体力の無駄です。
何とか全ての資料を読み終えたけれども、気づいたら3時間しか寝れておらず、試験中に頭が回らなかったなんて言うことになれば、元も子もありません。

これまでしっかりと勉強に取り組んできた皆さんなら、覚えてきたものはしっかりと頭の中に入っているはずです。一時的な不安に駆られて、「覚えていないかもしれない」という思い違いに支配されがちですが、大丈夫です。覚えています。国試直前で時間がないという時に大切なことは、「無理やりに記憶を確かめる」ということではなく、「記憶したことを、落ち着いて思い出せるだけの身体と心のコンディションを整える」ことです
反対に、これがしっかりできていなければ、いくら必死に覚えなおしをしたところで、豆腐が崩れるように頭から零れ落ちていきます。

もちろん、「復習を一切するな」といっているわけではありません。
これまで勉強してきた中で、何度覚えようとしても記憶があやふやになりがちになっていたところ、そして今回の試験で特に重要だぞと言われていて出題確率が高い問題など、特定の問題については、記憶の再確認をすることは有効だと私は思っております。

  

限られた時間を有効に使おう

限られた時間を有効に使うためにも、「自分にとって特に苦手な場所、残りの時間を使うべきところはどこだろうか」と自分の頭に問いかけて、その一点に集中して学び直しを行いましょう。

焦る必要はありません。
そして、たとえ覚えきれていない、不安な箇所があったとしても大丈夫です。
国試対策をされてきた皆さんならお分かりになると思いますが、それぞれのテーマは出たとしてもたかが数問分でしょう。

もちろん、「その数問で不合格になったらどうするんだ」という気持ちになるということも嫌というほど分かります。
しかし試験までの時間を「もしあそこが出たらどうしよう」と疑心暗鬼に囚われ過ぎてしまうと、本来の能力が発揮できなくなり、解けるはずだった問題まで解けなくなってしまうという悪循環に陥ります。

なので、たとえ不安な点が多少あったとしても「数問分なんてたかが知れている。しっかり勉強してきたところで点をとっていけば何の問題もない」とどっしり構えて試験に臨むべきです。

 

もう一度お伝えしますが、 国試直前のこの時期に大切なことは、不必要に不安に駆られて片っ端から「記憶を確かめる」ということではなく、「記憶したことを、落ち着いて思い出せるだけの身体と心のコンディションを整える」ことです

  

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出題予想に過度に囚われる

 

聞こえてくる悪魔のささやき

試験前になると、どこからともなく聞こえてくる悪魔の囁き。

「私の親戚が国試の問題作ってるんだけど、~が出るって言ってたよ」
「問題を盗み見た子がいるらしくて、出題問題の一部が出回ってるらしいよ」

 

全て(とは言いませんが)、デマです
無視しましょう。

不思議ですよね。普段なら笑って「そんなわけないじゃん」と考えられることでも、いざ試験直前になってくると「え?ほんとに…?」とついつい信じてしまうものです。

もう一度言いますが、デマです
無視しましょう。
国家資格の取得に関わる試験内容がそう軽々と漏れるわけがありませんし、例えどこかで漏れているのだとしても、それが皆さんの耳に何気なく入ってくるなどと、そんなことはあるわけがありません。

 

出題予想に引っ張られるな

しっかり勉強してきた皆さんであれば、こんな根も葉もない噂に頼らずとも充分に試験に対応できます。
しっかりと腹の底まで息を吸い込んで、こんな噂は吹き飛ばしてしまいましょう。
これの噂もまた、試験直前にあなたの不安を駆り立て、本来のパフォーマンスを奪っていくものの一つです。
先ほどと同じことですが、万が一この噂が本当だったとしても、出題されるのはたかが数問分です。その数問に引っ張られるあまりに不安になり、パフォーマンスが落ちてしまうより、本来解けるはずだった数十問をしっかりと解いていくという姿勢の方がよほど大切です。

  

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寝ない、食事を摂らない

 

不摂生は国試の大敵

不安な時ほど、いつもの食事が喉を通らない、ベッドに入って目をつむってちっとも眠くならないものですよね。

それも、あなたの本来のパフォーマンスを奪っていく天敵です。

食事は、多少無理してでも口に詰め込みましょう。
それでも入らないという方は、栄養ドリンク、チョコレートだけでも良いです。
頭にエネルギーが回っていなければ、解ける問題も解けません。

 

睡眠も同様です。
「でも、眠れないものは眠れないんだもん」、確かにそうですよね。
そんな方は、例えば軽くランニングでもして身体を疲れされる、サウナに行って汗を流してくるなどして眠れる状態を作り出してみるというのはいかがでしょう。
「国試直前なのに、そんなことしていいの?!」と思われるかもしれません。しかし、この試験直前に問題を解きなおしたところでできることなどたかが知れています。それよりは、何度もお伝えしていますが「本来の力が発揮できるように心と身体を整えるための努力」の方がよっぽど大切です。
サボってるように思えて罪悪感を感じる方もいるかもしれませんが、これも国試に向けての調整ですので、立派な国試対策の一つです。

 

堂々と休むのだ

堂々と休みましょう。
私は、大学受験時代に試験の不安に駆られてしまい、「休むこと=悪」だという誤った考えを身につけてしまっていました。本当に点数を取りたいのであれば、しっかり休んでコンディションを整えるべきだったのでしょうが、その時の私には点数を取ることではなく、勉強することそのものが目的になってしまっていました。眠くて、うとうとしながら単語帳を見返すよりも、ぐっすり寝て試験に臨んだ方がよほど効率が良かったでしょうに。

今は、土壇場にしっかり休めることこそが、本当の強さなんだと思うに至っております。

これまで勉強してきた貴方なら大丈夫です。
しっかり休んでください
それも、国試対策の一つです。特に、国試直前のこの時期においては最も大切な対策の一つです。

 

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さて、いかがでしたでしょうか?
本日は、国家試験直前の過ごし方をお伝えしてきました。

何度も、何度も、何度もお伝えしていますが、国家試験直前に最も大切なことは、不安に駆られて無理やり詰め込み勉強をすることではなく、本来の能力が試験で十分に発揮できるように心と身体のコンディションを整えることです。

私はスポーツには詳しくありませんが、スポーツ選手だって、試合直前の練習は身体にダメージがいかないようにほどほどにすると聞いております。

勉強も同じです。
ここで無理をすれば、数問分くらいは点数が取れるかもしれませんが、それ以上に全体の点数がごそっと下がるはずです。

休むことを恐れないでください。
それが、この国試直前にできる最も大切で、そして賢い勉強方法です。 

 

国試直前の3大禁止事項

・全範囲の復習はするな

・出題予想に引っ張られるな

・寝ない、食べないはだめ

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