高知県立大学大学院 看護学研究科 共同災害看護学専攻 博士課程 2014年入学

[自己紹介]
〈名前〉
西川愛海

〈所属〉
共同災害看護学専攻/災害看護グローバルリーダー養成プログラム

〈経歴〉
高知県立大学看護学部看護学科卒業
高知県・高知市病院企業団立高知医療センターにて4年勤務

〈連絡先〉
nishigawamegumi@gmail.com
twitter: @mgm_nsgw

 

[受験]
〈その大学院を選んだ理由〉
他の修士や博士課程に比べてユニークな点が多かったことや、経済的なサポートが充実していたため。
1)看護で唯一の博士課程教育リーディングプログラム(http://www.jsps.go.jp/j-hakasekatei/)であり、修士・博士一貫コース
2)リーディングプログラム故に、経済的なサポートが充実(2018年度で終了)
3)国公私立5大学共同大学院プログラム(高知県立大学、兵庫県立大学、千葉大学、東京医科歯科大学、日本赤十字看護大学)であり、資源が充実

〈試験内容〉
下記の一般的な内容でした。
1)看護一般(災害に関連ある概念や理論を用いての看護介入方法の記述)
2)小論文(倫理的問題に関する記述)
3)英語(災害に関する時事ニュースについて、部分翻訳・内容確認問題など)
4)面接(一般的な内容に加え、リーダーシップや国際性について問われた)

〈受験の時に苦労したこと〉
進学を決断するにあたり、当時は修士・博士を一貫で取得できるコースを他に知らず、一期生だったこともあり、参考意見を得られない中で決めることは勇気がいりました。また、大学院に進学した友人が周囲にいなかったため、27歳になる年(結婚適齢期ド真ん中)に進学することに少し迷いもありました。が、『ユニークなプログラムの一期生』という大きなチャンスへのワクワクが勝りました。あの時あのタイミングで決断できて本当によかったと思います。
試験に関しては、過去問がなかったため、何を勉強したらいいか分からず苦労しましたが、大学の他の専攻の過去問を参考にしたり、災害看護領域の教科書などを読み漁りました。

 

[入学]
〈退職に至る経緯〉
勤務していた病院より、“休職し同大学のCNSコースに進学する”ことを薦められていたので、“病院と関連ないコースに退職して進む”ことに少々話し合いが必要でした。

〈入学前に準備したこと〉
入学後、月々どの程度奨励金をいただけるのかも知っていたので、進学のために急いで貯蓄をするということはなかったですが、入学金諸々や授業料については準備しました。

[大学院生活]
〈授業、実習の様子〉
授業や演習は5大学間をTV会議システムでつなぎ、実習は国内・国外いくつかのグループに分かれ行いました。また、課外活動として看護や保健医療分野以外の方達と様々なことに取り組む機会がありました。5大学共同プログラム、リーディングプログラムだからこそ得られた経験も大きいと思います。

〈経済面〉
一期生は5年間奨励金をいただけますが(二期生以降は2019年3月で終了、以降は経済的援助はなし)、それでも5年間の生活費+授業料+その他課外活動費となると余裕はないです。そのため、TA(Teaching Assistant)やRA(Research Assistant)を時々したり、自ら学内外の研究費や助成金などを積極的に取りました。

〈卒後の進路〉
修了後は大学教員を志望しています。いずれかのタイミングで海外経験も積みたいと考えております。

 

[あなたの研究、実習の様子]
私の関心は、地域における減災(Disaster Risk Reduction)で、入学以降それに関わることを研究・実践の両面から継続的に行ってきました。博士論文では、人々の減災行動に至る影響要因を探索的に分析しており、現在は提出に向けて追い込んでいる最中です。また、博士課程修了以降も現在のテーマを発展させていきたいと考えております。

 

[大学院を目指す看護師に一言]
人生の中で学びに専念できる時間というのは多くなく、大学院生活はとても贅沢な時間だと思っています。また、進学することで「専門的な知識の修得」のみならず「人間的成長」が得られるため、その後の自分の基盤を創る貴重な場だとも感じています。まだまだ大学院に進学する看護職は多くないですが、関心を持ったその時にぜひ一歩を踏み出し挑戦してください。心から応援しております。
一方で、将来何をしたいか、何を学びたいか、どこで学べるか、は進学前から具体的であればあるほどいいと思います。私でお力になれることがありましたら、どなたでもご連絡お待ちしております。

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