甲南女子大学大学院 看護学研究科博士前期課程 2018年入学

[自己紹介]
〈お名前〉
柳澤沙也子

〈現在の御所属〉
甲南女子大学大学院看護学研究科博士前期課程1年

〈看護学生、臨床時代のバックグラウンド〉
岡山大学医学部保健学科看護学専攻卒業
私立の総合病院(東京都) 約半年
私立の有料老人ホーム(岡山県) 2年間
私立の病院(大阪府) 3年間
青年海外協力隊 看護師隊員(インドネシア) 2年間

〈連絡先〉
mail:shizukudrops24@gmail.com
Twitter:なし

 

[受験]
〈その大学院を選んだ理由〉
 国際保健分野の第一人者、かつインドネシアの保健分野に詳しい教授が在籍しているため。学部長は学部の時に看護師として非常に尊敬していた教授であり、大学院で看護学を学ぶならぜひこの教授の下で学びたいと思ったのも理由の一つ。加えて、他学部にインドネシア語を専門とする教授が在籍していることから、研究に必要な語学力向上の機会もあると考えた(入学後にインドネシア語の授業を受講しているわけではありませんが、インドネシアにかかわる様々な場面でお世話になっています)。
 私は、青年海外協力隊員として活動していたインドネシアにおける、高齢者保健・高齢者看護に関する研究を行いたいと考えていました。そのため、インドネシアの保健分野に詳しい教授がおり、かつ、大学院で学びながらも高齢者看護の現場にかかわりやすい、日本の大学院に進学しました。 
 ただ、国際保健分野であれば、看護に限らず公衆衛生大学院や海外の大学院も視野に入れて検討することをおすすめします(もちろん、看護学だからこそ学べ、国際看護に活かせると思うこともたくさんあります)。国際保健・国際看護ではフィールド選択や語学面等、一筋縄ではいかないことが多いので、ご自分が研究したい国または分野に詳しい教授がおられる大学院に進学するのがベストだと思います。

〈試験内容〉
英語(記述式)、小論文、面接。
 英語、小論文とも記述量は多めです。英語は大学指定の辞書が用意されていましたが、英文・記述とも長いため辞書を引く時間はほとんどありません。TOEICやTOEFL他、保健師・助産師・看護師免許以外の資格は願書の記載欄そのものがありませんでした。過去の問題は大学の入試課で閲覧できます。

〈受験の時に苦労したこと〉
 日本への帰国が前年10月だったため、夏募集の試験はすでに終了していたことから、受験できない大学もありました。進学を1年遅らせることも検討しましたが、希望の大学院は運よく冬募集があり、受験することができました。
 家族や友人には「相変わらず自由だねー」と広い心で受け止めてもらえました。
 受験前は訪問看護ステーションで非常勤の勤務をしていたため、勉強の時間は取りやすかったです。英語の勉強は1~2時間/日程度で、リーディングを重点的に行っていました。願書と共に提出する研究計画書は、教授から丁寧にご指導いただき、非常に心強かったです。研究計画書を作成していくことが、面接対策にも直結しました。

 

[入学]
〈退職に至る経緯〉
 青年海外協力隊からの帰国後、非常勤で勤務していた訪問看護ステーションからは、入職前に4月の大学院進学の意向を伝え了承を得ていたものの、いい顔はされませんでした。特に、管理者やスタッフからは「大学院=看護師長クラスのベテラン看護師が行くもの」「大学院=働きながら行くもの」「国際保健って何?感染対策のこと?保健師??」と、私の希望と大きく異なるイメージを持たれていました。そのため、看護師としてのキャリアが浅い私が、大学院で国際保健・国際看護分野の研究をしたい、ということを伝えるのは相当難しかったです。最終的に退職することを選んだものの、大学院合格から退職までの間は胃に穴が開きそうな思いでした…。
 
〈入学前に準備したこと〉
 大学院の近くに引っ越し。

 

[大学院生活]
〈授業、実習の様子〉
 社会人大学院生が多いことから、授業は主に平日夜間または土曜日に開講されています。授業はプレゼンおよびディスカッションが大半を占めています。大学院が小規模なこともあり、ディスカッションは少人数で非常に活発です。1年前期はプレゼンの準備や課題に追われていました。国際協力に特化した専攻ではないため、国際保健や国際看護に関しては授業以外で大学内外のセミナー等に参加し学習を進めています。

〈大学院にかかる費用と、そのやり繰りのコツ〉
 学費は青年海外協力隊帰国時に支給された帰国社会復帰手当等を充てています。本学は私立大学ですが、大学院博士課程前期は入学金20万円、学費50万円/年と国公立よりも安いので助かっています。ただし学費免除はありません。
 一人暮らしのため、生活費は学内奨学金(給付型)3万円/月と看護師の派遣バイト5~8万円/月、青年海外協力隊経験者体験談の発表(不定期)で賄っています。毎月ギリギリです…。派遣バイトは自分自身が高齢者看護の現場にかかわり続けたいという思いもあるため、特養やデイサービス等の高齢者施設を中心に、授業や課題の合間を縫って行っています。

〈卒後の進路〉
未定。日本を拠点とし、主にアジア諸国における高齢者保健・高齢者看護にかかわっていきたいと思っています。

 

[あなたの研究、実習の様子]
研究メインの大学院の方は研究について、NPや専門看護師などの実践メインの大学院の方はその実習の様子を共有してください。
インドネシアの地方部における、高齢者保健・高齢者看護の実際について。日本語・英語の文献や、インドネシア語のデータを閲覧しつつ研究計画書を作成中です。研究フィールドは青年海外協力隊員として活動していた地域を予定しています。

 

[大学院を目指す看護師に一言]
応援メッセージをお願いします。
大学院に行くまでも行ってからも大変なことはありますが、無駄なことはひとつもないと感じています。可能性は無限大!

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