看護師からの企業転職④ ~面接~

病棟看護師を経て、企業へと転職することしましたので、その経過を綴っています。

 

前回の記事はこちら。

 

今回は面接についてです。

私が面接の機会を頂いた企業様は外資製薬、外資コンサル、シンクタンク、ヘルスケアベンチャーでした。

 

 

職種別面接内容

外資コンサル

ヘッドハンターさんを通じて履歴書を提示し、まず「カジュアル面談が可能かどうか」という打診を行って頂きました。カジュアル面談というのは、正規の採用面接に進む前の相性の確認のようなもので、候補者と企業側が互いに関心を持っている場合に設定して頂くことができます。企業の説明会の1対1バージョンのようなものでしょうか。わざわざ1人の候補者のために企業側の職員さんが1~2時間の時間を作ってくださることになるので、ヘッドハンターさん曰く「カジュアル面談が成立した時点で、企業側はかなり候補者に対して好感を持ってくれおり、その人を採用したいという前提である」とのことでした。

企業が候補者に質問する採用面接と違って、カジュアル面談は主に候補者が企業に質問する場となります。「私のやりたいことがここでやらせて頂けるのか」、「仮に入社させて頂けたら、どのようなポジションで、どのような給与になる可能性があるか」などと、かなり突っ込んだところまで質問させて頂けます。

実際、私が経験した面談でも担当者の方は「何でも聞いて」と落ち着いた雰囲気で、かなり突っ込んだ質問にまで答えてくださいました。

具体的には「MPHホルダーの社員さんはいますか?」、「昇進のスピードや院卒者の給与は幾らくらいでしょうか?」、「海外勤務の機会はありますか?」、「在職しながら博士課程に進学することは可能ですか?」などと質問させて頂いております。

 

カジュアル面談を終えて、私自身も「MPHで学んだことを活かせる可能性がありそうだし、実際の面接に進み、もう少しこの企業様のことを知りたいな」と思わせて頂けたので、ヘッドハンター様を通して「1次面接の機会を頂きたい」と申し入れさせて頂きました。

 

というわけで、1次面接です(実際にはこの前にウェブテストがあったのですが、そちらは特筆すべきことはなかったので省略します)。

1対1の面接で、マネージャーポジションの方だったと記憶しています。ここもかなりフランクな雰囲気で、話の流れで「じゃあケース面接やってみようか」ということに。医療に全く関係ないものが1題(JFK空港の1日の飛行機の離着陸数を求める)、病院経営に関するものが1題(地方中規模病院の経営悪化の原因を特定し、改善策を提案する)ということでした。

ケース面接に関する書籍やブログは世の中に山のようにありますが、個人的な印象としては、最初の発言時点では「当たり前のことを当たり前に整理して答えられればオッケー」という感じです。重要なのはそれよりも、担当者の方とのやり取りのなかでどれだけ思考のキャッチボールができて、自身の思考を発展させられるかということだと思いました。「そこはこうじゃないの?」とご指摘頂いた際に、「なるほど、確かにそうですね。ではその仮定のもとだと、ここのロジックはこうなりますかね」みたいな感じでしょうか。もちろん、ご指摘をまるまる自身の立てたロジックに反映する必要はなく、臨床経験に照らして「その考えはちょっと筋が悪いかも」と思えば、「そこは、~なので、~としました」と言うこともできるかと思います。

いずれにせよ、大切なのは自身の思考で完結してパーフェクトな答えを出すことではなく(というかケース面接の回答なんてある程度はテンプレに寄らざるを得ないのだから、そこで測定できる思考力なんてたかが知れてるとも思いました)、担当者の方とどれだけ柔軟にコミュニケートして、相互協力的に思考を発展させられるかということだなという印象です。

 

時間ギリギリまでディスカッションして終了。帰り際に「とても楽しい時間でした」と仰って頂けたので、手ごたえはありました。

その後、ぶじに面接通過のお返事を頂いております。

 

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シンクタンク、ヘルスケアベンチャー 

医療データベース解析、医療政策に携われるという条件で、複数社にカジュアル面談の機会を設けて頂けました。

合計4社でしたが、カジュアル面談の場で「ぜひ採用したい」と仰って頂けたので、本面接には進んでおりません。

どの企業様もとても魅力的だったのですが、私が転職において求めていた条件の一つである「英語での就労環境」の実現が難しそうだったため、申し訳ないながらお断り申し上げております。

 

外資製薬

3社ほど受けさせて頂き、うち2社様で良いお返事を頂きました。

とある専門職として転職を行なわせて頂いたため、面接の内容は主に私の過去の研究歴、研究に関連したスキルについてだったように思います。

詳細な面接内容についてはふせさせて頂きます。

 

 

感想

転職は自分の将来に関わる大切なイベントですので、やはり緊張した面接も多かったのですが、自分の専門性であったり、人生を通して実現したいヴィジョン、過去の行動の動機、自身の性質などについて言語化できるようにしておけば、そこまで怯える必要はないなと感じました。

あとは、どのような質問を頂いたとしても、必ず本音をお伝えするということを意識しておりました。ヘッドハンターさんからは「~ということはあまり言わない方が良いかもしれません」と前もって助言を頂くこともあったのですが、そこを濁してしまうと、私という人間そのものを充分に伝えられないような気がしたのです。担当者の方がどなたも思慮深く、信頼できる方々だったということもあり、そこに甘える形で本音を伝えさせて頂いておりました。

結果的には、私の中では「私自身の良い点も、悪い点もしっかりと伝えられたと思うので、これで落ちたとしても悔いはない」と感じることができたので、摂るべきスタンスとしては間違ってはいなかったと思っています。

面接を通して、「ああ、あの時の自分の行動は、振り返るとこういうことを意識していたのか」、「自分は~だと思っていたけれど、どうやらそれは本音ではないのかもしれないな」などと、自分一人で鬱々と思考しているだけでは気づき得なかったことに気づかせて頂けることも少なくなかったので、本当に良い時間を過ごさせて頂けたように感じています。

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