看護師からの企業転職③ ~提出書類~

すっかり時間が空いてしまいましたが、看護師からの企業転職シリーズ第三弾です。

 

前回はこちら。

 

 

実は既に転職活動が終了し、幸い第一志望の企業様に内定を頂くことができました。

 

結果的には、外資製薬の疫学担当職が2社、外資コンサル1社、シンクタンク1社、ヘルスケアベンチャー複数社様から内定を頂け、実際に面接した8社中7社様から良いお返事を頂けるという満足な結果に終わりました。

 

前回はヘッドハンターさんの決め方について書きましたので、今回は企業様に提出する書類について書いていきます。

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提出書類の内容

提出書類は、

  • 職務履歴書(日本語・英語)
  • 履歴書(学歴)

 

の2つのみでした。

企業様によってはTOEFLやTOEICなどの英語力の証明書を提出することが求められることがあるようなのですが、私が受けた企業様ではマストではなく、その代わり英語面接やVERSANTというスマホでできる英会話テストの受講が求められました。

 

 

 

職務履歴書

まずはベースとして、「これまでどのような職で、どのような業務を行い、どのような結果を出してきたか」ということを、今回新しくアプライしている職へとストーリーが繋がるように書いていきます。

ゼロから書き始めるとちょっとややこしい書類ですが、私はWHOインターンにアプライした際に使用したフォーマットがあったので、それに手を加える形で書きました。

 

 

基本的なストーリーとしては、

  • 臨床看護で医療現場に課題を感じ、SPHに進学した
  • それと同時にNursing academiaという教育系団体を創設し、あとWHOインターンとかも頑張った

 

というものです。

ここは「~を頑張った」という曖昧な形ではなく、「○人のマネジメントを行い、~を達成し、それにより~賞を受賞した/~の認定を受けた/~人の参加者を得た」などとできる限り具体的に成果を伝えられるように書きました。

私の臨床時代は決して褒められたような看護師ではなかったのですが、今回アプライしている仕事が研究職に近しいものだったため、少しでもその力をアピールしたいと思いました。ですので、先輩看護師複数名と行った院内改善活動・看護研究の取りまとめを行い、最終的に院内活動の特別賞を受賞したことなど、書けるものは全て書く!という精神でした。今思えば、「めんどくさいな」とあの時感じていた臨床での活動が、こうして役立ってくれたのだからありがたいかぎりです。

 

 

職務履歴書には、職務履歴のほかにもこれまでの成果物(学会発表や論文、雑誌記事など)、受賞内容を書きていきます。

日本人はこういう時にやや控えめになってしまうのかもしれませんが、アメリカの大学院に留学した友人たちから「書けるものは何でも書くという根性が大切」とつくづく教えて頂いていたので、決して嘘がない範囲で私も書けるものは何でも書きました。

 

論文は未発表のものを含めて3編(英語2編、日本語1編)、雑誌記事が複数、学会発表が1回です。

また、受賞に関しては先に述べた院内活動における受賞のほかに、東大の学部時代の授業料免除、大学院の授業料免除なんかも書いていました。

 

 

あと、意外と忘れがちだけど重要だと思ったのが、⑴所持しているスキルセット、⑵大学院での研究内容、⑶大学院で受けたコースワークなどです。

私は大学院で学んだことを直接的に活かせる職に就きたいという動機もあり、アプライする企業様を選んでいたので、「私をご採用頂いた場合、即戦力としてどのようなことができるか」という具体的なイメージをもって頂けるように努めました。

特に気を遣ったのは⑴です。私がスキルだと思っていたものが、企業様にとってはそうでなかった、またはその逆も起こり得ますし、また同じスキルでも職種によって表現方法が異なり、ピントのズレた表現をしてしまうと見向きもされないというリスクがあるなと感じていました。

 

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そのためまず、ビズリーチなどの転職サイトに登録し、どのようなスキルセットが私のアプライ先の職種において歓迎されるかという市場調査を行いました。

例えば、私が大学院で学んでいる医療データベース解析ですが、これ一つとっても医療ビッグデータ、リアルワールドデータと幾つかの表現方法があります。調べた限りではリアルワールドデータという表現が最も通りが良いということが分かったので、転職においてはリアルワールドデータに表現方法を統一しておりました。

 

 

あとは看護師としてのスキルについてです。

看護師の強みとしては多職種間のコミュニケーション力であったり、刻々と変化する病状への臨機応変な対応力だったりが浮かぶと思います。

私自身もそれらは間違いなく看護師という職種の強みであると思いましたが(私自身が身につけられていたかというと疑問ですが)、そういったアピールは今回の転職活動においてはほとんどしませんでした(聞かれた時に答えたくらい)。

何故かと言いますと、上記のようなスキルは汎用的なスキルであり、看護師でなくとも他の多くの職を通して身につけることができるので、オリジナリティに欠けています。

また、スキルと言うのは「自分はこれが強みである」と認識するだけではアピールには不十分で、聞き手においても「この人はこれが強みだ」と認識して頂けなければコミュニケーションが成立しませんが、非医療職の方にとっては看護師が上記のようなスキルを有しているということがあまり伝わらないのではないかと思いました。

よって、全カットです。

 

ただ、臨床経験があるということはヘルスケア系の企業転職において掛け替えのない強みである事には変わりはないと思っており、ですので「医療政策や医薬品のエンドユーザーである臨床家、患者様と日々接していたため、それらについて抽象的に思考するだけでなく、現実的な感覚をもって語ることができる」というアピールは行っていました。

 

 

 

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履歴書

こちらでは主に学歴について書いていきました。

自由度の高い職務履歴書と違い、履歴書はテンプレのフォーマットにあてはめただけですので、あまり書き込む余地はありませんでした。

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